みちみちロードの日常

扁平足の私が思ったことや出来事を綴ります。

乱数調整で子どもを育成しよう

私は現状、子どもを欲しいとはそんなに思っていない。というより欲しい欲しくないの議論をしていい段階に全くいない

結婚はおろか、恋人すらいないため子どもを語るなど、手前も手前。子宝リャンシャンテン状態である。

しかし、もし子どもが生まれたらこんな子になって欲しいという願望は多少ある。

まず前提として子どもの人生にあまり干渉したくない。子どものやりたいこと意思尊重したい。私が親にそうやって育てられたこともあり、あまり口出しはしたくないと思っている。

口出しはしたくないものの、習い事などはやった方がいい気がする。これも私の経験からくる考えである。習い事をしていたことで受験就活でかなり得した。

またネットリテラシーは身につけて欲しい。YouTubeTikTok、Xなどで著名人に噛みついたり変な指摘をしていたり、ホラ話を言いふらしまくったりしていたら目も当てられない

しかしネットリテラシーなどは失敗して学ぶことも多いと思う。他のやって欲しいこともそうだ。あくまで私の人生において私が構築した教訓でしかない。子どもの教訓は子どもが作っていくものだ。

だけどやっぱり教えてあげたい。しかし口出しすると子どもはウザがるだろう。このジレンマから逃れられない。願えば願うほど遠くなる。悟りの境地のようだ。

そこで考えた。それとなく子どもに道を作ってあげることだ。そうすることで、子どもは口出しされた感を感じづらく、ある程度軌道をコントロールできる。

私は本当はこうなって欲しい!という理想がありながら、そこに導くために特定の不可解な行動をしなくてはならない。

ゲームの乱数調整みたいな挙動をしなきゃいけない。

YouTuberになりたいなどとぬかし始めても、否定せず、とりあえずやらせて世間の厳しさを教えてやらねばならない。

乱数調整で子どもを育てる。そうと決まれば完璧なプランを組まなければならない。なんとなくのニュアンスでやっていては、後々取り返しのつかないことになる。

まずやらなきゃいけない事は子どものステータス決めだ。やっぱり賢くてユーモアがあって明るくて容姿端麗で運動ができる子がいい。

まず子どもが生まれる瞬間に立ち会う。そしたら病院内をウロウロする。次にカバンの中の荷物を全部取り出して並べよう。

出し終わったら順にしまっていこう

助産さんには無駄に話しかけよう。内容は何でもいい。話しかける事が重要なのだ。話しかけさえすれば、後はあっちが勝手に喋ってくれる

これで完璧。一生楽して生きていけるステータスを持った子が生まれる。一安心だ。

完璧なステータスを持って生まれても、途中でダメになってしまう可能性はいくらでもある。その可能性の芽徹底的に絶っていこう。

授業参観というボスか。状態異常会心の一撃を引いて敗北し、子どもが一生インターネットマンになるルートに分岐したらどうしよう。何としても避けなければならない。

まず授業開始時には黒板に背を向けておく。ロッカー側を向いておこう。次に上から1段目、右から4番目のランドセルを取って身につけよう。

しゃがんで立つ、これを2回繰り返す。

あとはスニーク状態で退出するだけでよい。私にかかれば楽勝だ。

もしかしたら成長の過程で子どもに怪しまれるかもしれない。しかし気を強く持たなければならない。全ては子どもが正しく成長するためだ。

周りの目を気にして子育てなどできるものか。子どものためなら何だってやる。それが親としてあるべき姿だ。恥を知れ。愚か者め。

子どもが大人になった時に気づくだろう。授業参観の時、ユウカちゃんのランドセルを背中ミチミチに背負って後ろを向いていたのはこのためか、と。

背中で語るのが親の役目というものだ。